幻の柑橘との異名をとる”スイートスプリング”とは?
みなさんは、幻の柑橘と言われる”スイートスプリング”をご存じですか?
実は私、これまで生きてきて昨年まで全く知らなかったんです。
う~ん、人生絶対損してた!
っていうぐらい初めていただいた時の感動は忘れられません。
さて、すでにご存じの方は読み飛ばしていただいて、「えっ何それ?初めて聞いたわよ」って方のために、簡単に説明を少しだけ・・・。
もともとは静岡で作られたそうで、温州みかんの「上田温州」と「はっさく」を交配させてできたものが”スイートスプリング”だそうです。
現在は、熊本県や鹿児島県、長崎県や宮崎県といった九州地方で主に栽培されていて、そのほとんどが地元で消費されてしまうため、ほとんど一般市場には出回らないとのこと。
そんなわけで、幻の柑橘とも言われているんですね。
ちなみに、私マロンは現在静岡県に住んでおります。そう、まさに”スイートスプリング”発祥の地なのです。
それなのに、8年間も住んでいて、全く知らなかった・・・。情弱にもほどがある。
そんなマロンのもとへ一年ぶりに”スイートスプリング”が再びやってきました。というのは、昨年も今年も、夫の職場の同僚が九州のご親戚から送ってもらったものを、我が家にもおすそ分けしてくれたのです。
何かとせちがらい世の中、人の親切が心に沁みます。
こんなにたくさん・・・。本当にありがとうございます。
見た目は少しゴツゴツ感のあるオレンジ、あるいははっさくといった感じですね。
外皮は厚いので、手で剥けなくはないのですが、ナイフで切れ目を入れると剥きやすくなります。
中の皮はとっても薄くて、そのまま食べても食感の邪魔になりません。
今回はスマイルカットにして食べてみました。オレンジでよくされている切り方です。
それではいただきます。
・・・とってもジューシーで、ゴツゴツとした見た目とはうってかわってなんとも甘い果汁が口いっぱいに広がります。香りにも心癒されます。
酸味や苦みは全くと言っていいほど感じることなく、すっきりとした甘みを存分に堪能できます。
まさに、スイートなスプリング、甘い春といった気分にさせてくれます。
ネーミングは大事といいますが、まさにこの名前をつけた方はセンスありますよね~。
もしまだ食べたことがない方で興味を持たれたら、通販でお取り寄せもできるようなので、機会があればぜひ一度食してみてくださいね。
それでは、また。
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