年金いつからもらう?夫婦で年金事務所に行ってきました

お金の話

今回はみんな気になる年金についてお話していこうと思います。

最初にお断りしておきますが、これはあくまで我が家の考え方なので、皆さまにお勧めするものではありません。
あくまで参考程度に読んでいただければ幸いです。

まずは我が家の基本情報から。

夫 会社員 先日めでたく還暦を迎える
妻 無職 53歳 
子どもはいません。夫婦2人暮らしです。

年金をいつからもらうのか、額はいくらなのか、繰上げするのか繰下げするのか…。
気になることは山ほどありますよね。

ひとつだけわかっているのは、年金だけでは暮らせないってことでしょうか。
それも切ない話ですが。

我が家の年金については、夫がオタク気質を存分に発揮し、事前に色々と情報を集めてひとつの結論を出していました。

年金は60歳からもらう

実は夫の会社も時代の流れに乗って定年が65歳までになり、制度の変わり目にいる夫はギリギリその対象となりました。
なので、救済処置として60歳で退職金がもらえ、その後も65歳までは同じ給料で仕事が続けられるのです。
なかなかの好条件。
この点は会社に感謝ですね。

ということは仕事を辞めるまでは安定した収入が見込めるので、年金を急いでもらう必要はないんじゃない?って思いますよね。
しかも繰上げすることで年金受給額が最大24%減らされてしまいます…。
ちなみに1ヶ月繰り上げるごとに0.4%減額されていきます。

ではなぜ夫は60歳からの受給を選んだのか?
主な理由は、

・65歳まで待つよりも早く受給して、それを投資で運用していきたい
・いつ制度が改悪されるかわからない
・65歳で受給した場合の総額が60歳で受給した場合の総額を超えるのはだいたい81歳
・繰下げすることで支給額が増える分、税金、社会保険料も増えていく
・高齢になるほどお金を使わなくなる。健康で動けるうちに旅行やグルメを楽しみたい
(男性の健康寿命は72.57歳(2022年データ))

というわけで、先日還暦を迎えた夫とともに年金事務所に行ってきました。
ちなみに事前に予約をし、繰上げ受給の手続きをしたいと伝えていたのでスムーズに対応いただけました。

仕事をしながら年金(老齢厚生年金)を受給する場合、年金額と給与(賞与込)の合計額がある一定額を超えると年金の一部または全額が支給停止となります。
令和7年度までは51万円、令和8年度からは65万円を超えると支給停止の対象。

今申請すると3月分から支給され、令和7年度の51万円が適用されるとのことで、実際の受給額と減額分は以下の通り。

老齢基礎年金老齢厚生年金
定額   724,272円基本年金額  1,129,283円
繰上下額  ‐173,825円繰上下額    ‐271,028円
停止額      613,932円
内訳合計額     550,447円内訳合計額     244,323円

令和8年3月の年金見込額  794,770円

やはり停止額がかなり大きいです。
つまりこの時点で請求すると3月に支給される老齢厚生年金だけで計算すると

(1,129,283÷12)‐(613,932÷12)= 41,945円

とまあ悲しい結果となりました。
やはり停止額が大きすぎますね。

では上限65万が適用される6月まで待つとどうなるかの試算もしていただきました。

老齢基礎年金老齢厚生年金
定額  724,272円基本年金額  1,140,305円
繰上下額  ‐165,134円繰上下額    ‐259,990円
停止額      22,961円
内訳合計額     559,138円内訳合計額    857,364円

令和8年6月の年金見込額  1,416,502円

停止額がずいぶんと減ったので、かなり増えました。

では65歳まで待って満額受給するといくらになるのか。

2,073,986円

これはかなり気持ちが揺れました。
その時の生活がどうなっているのかわかりませんが、収入が今ほど見込めないのは確実なので、月の支給額が多いに越したことはないですよね。

しかも事前の夫の調査では停止額はほぼないであろうという試算だったようですが、年金定期便やマイナポータルで確認できる年金額より、今回試算してもらった額の方が多く、そこは想定外の結果だったようです。目論見は外れましたが、嬉しい誤算といってもよいのかな。

それでも夫の考えは揺らぎないようで、結局5月に改めて申請に行くことにしました。支給する前の月にしか申請手続きはできないみたいです。

定年は65歳とはいえ、そこまで無事に仕事を継続できるのかどうかはわかりません。
実際、体力的にきつくなってきているのも現実で、夫の希望としてはあと2、3年で退職して、ゆるく働きながら好きなことをするのが理想のようです。

その時点で年金を受給している場合、失業給付金はどうなるのか、疑問に思い調べてみました。

年金と失業給付金を同時に受給することはできません。
退職した時点でハローワークに行き求職の手続きをすれば、その時点で年金の支給はストップされ、失業給付金の支給に切り替わります。

失業給付金の支給期間が終了するとまた自動で年金に切り替わり、年金が再開します。
再度年金の申請手続きは必要ないとのこと。

求職中はおそらく年金より多くなる失業給付金を受給する方が良さそうですね。

ちなみに65歳以降で退職すると、その時年金を受給していても高年齢求職者給付金という一時金が支給されます。

夫は私よりも7歳年上。
ふたりとも天寿を全うするとして、夫が先に亡くなるのはほぼ間違いないでしょう。

平均寿命からしても、夫が旅立ったあと私は10年は生きていかねばなりません。

そこで、遺族年金がどれくらいもらえるのかも聞いてみました。
夫の厚生年金の3/4が遺族年金のベースになり、仮に夫が20万もらっていたら15万となる。
しかしそれが満額支給されるわけではなく、妻の厚生年金が仮に10万あるとすると、
15万から10万を差し引いた残りが遺族年金として支給される。
つまり、妻の厚生年金10万と遺族年金5万で15万が支給額となるそうです。

私も厚生年金に20年以上加入していたとはいえ、う~ん、思ったより多くないかも…。

今回、初めて社会保険事務所に行き、年金についての相談をしてきました。
実際に試算してもらうことでより正確な年金額を知ることができたのはとても良かったです。
早めに相談だけでもしておくのがおすすめです。
よくも悪くも現実を知らないとお金の不安は解消できません。

少子高齢化が深刻となっている現状では、今後年金の支給年齢はさらに引き上げられたり、減額されたりといったことが予想されます。
それが氷河期世代(まさに私もその世代)を直撃するのではないかと、ひそかに恐れています。

年金を何歳から受給するのが正解なのかはわかりませんが、自身の収入や資産、家族構成、ライフスタイルや価値観で自分にとっての正解を導き出すしかないのかなと思います。

いづれにしても年金だけでは生活できない以上、自己防衛も考えなければなりません。
現金預金だけだとインフレによって価値が目減りしていく一方です。
家計の見直しはもちろんのこと、NISAや確定拠出年金など、投資で運用するのも必要だと考えます。

私は投資を始めて10年。夫はたぶん8年ぐらい。
いまのところ順調に増えていっています。


そのあたりのお話もまたできればと思いますので、ぜひお付き合いください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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